SSブログ

日本ゴム工業会での講演2件 [材料相場、需給]

今週は、日本ゴム工業会で資材関係講演と、中小企業委員会での講演の2件をやりました。前者では全国の大手中堅ゴム会社の購買関係幹部の方に来ていただき、2時間話をしました。工業会会員限定の講演会ですので、このブログで主要な点を公開することはできませんが、まとめや、価格動向以外の部分は以下のとおり、ちょっと公開します。また中小企業委員会での講演では、原材料の需給予想、価格予想、人手不足解消のために自動化機器、物流費による値上げ等の話をしました。
その一部は以下のとおり。
7月27日には日本経済新聞のマーケット商品欄には加藤事務所加藤のコメントが載っています。その一部は下のとおり。
ヨーロッパ出張から帰ったばかりですが、来週からインド、シンガポール出張です。8月もインドネシア出張、9月は米国、ブラジル、ヨーロッパ出張が待っています。
Nihongomukougyoukai7-23-2019-16.jpgNihongomukougyoukai7-23-2019-17.jpgNihongomukougyoukai7-23-2019-25.jpgNihongomukougyoukai7-23-2019-26.jpgNihongomukougyoukaiChushoukigyou7-23-2019-28.jpgNihongomukougyoukaiChushoukigyou7-23-2019-29.jpgNikkei7-27-2019.jpg
nice!(0)  コメント(0) 

ヨーロッパゴム機械メーカー巡り [機械]

先週に続き、ヨーロッパノの大手ゴム機械巡りの2週目です。
土日はフランスボルドーでワイン博物館でワインの作り方、試飲をして、さらにフランクフルトではワイン村とライン川下り。昔何回か行ったコースですが、電車を乗り継ぎ、観光船を探して、ワイン畑の上をゴンドラで。7月ですが、気温が20℃以下で結構寒かった。ライン川を海上コンテナーを載せた内航船が運行しており、ちょっとびっくり。
世界一のミキサーメーカーである、ドイツHF MIXING社で2日間打ち合わせ。TCも見せてもらい。社内工場で、ローターの溶接、組立をしている。400L型のミキサー、さすがに大きい。年間100台以上のインターミキサーを世界中に出荷しているが数がすごい。同社の本社があるFreudenbergは小さなきれいな街。白壁と木組みの家が並ぶ。HF MIXING社の後は、ローカル電車でケルンに移動し、ケルンボン空港から格安航空のEUROWINGでミラノに移動。機内のワインとつまみが10ユーロでおいしかった。イタリアのPRODICON社を訪問、世界一のBOMバッチオフマシンの製造会社で、毎月1台以上のBOMを出荷している。同社の社長といろいろと世界中のゴムタイヤ会社の話をして面白い。工場では4台が組立中で、タイヤ大手のM社の技術者が出荷前検査にきていて、昼食をいっしょに、ここでも面白い話がいっぱい。夕方はミラノからまたドイツのミュンヘンに乗り継ぎながら移動。最後はゴム押し出し機のBerstroff社(ミュンヘン)を訪問。日本向けの話をいろいろと。
昼にミュンヘンからフランクフルトに高速電車で3.5時間。そのままフランクフルト空港から日本に向けて夕方出発。
今回はVMI、HFMIXING, BERSTROFF、 RODOLFO COMERIO、COLORSERVICE, PRODICONとヨーロッパを代表するゴム機械メーカーを訪問、打ち合わせ、日本代理店権交渉と充実した10日間でした。また後半は、アポイントが前日に決まるなど、スケジュールがくるくる変わり、そのたびに、飛行機はどの便に乗ればいいのか、どの空港から乗ればいいか、しかもリーズナブルな価格のチケットで、列車はどのルートがいいのか、何時に列車が出発か、移動しながら、インターネットで調べ、ネットで便を予約し、発券し、ホテルを予約し、忙しかったです。日本でいうと、北海道、九州、大阪、東京のユーザーとのアポイントが前日にどんどん決まり、飛行機、新幹線、バス、レンタカーのどれがいいか考えながら移動するというようなものです。楽しかった。

HFmixing2019.jpg20190716_120557e.jpgDSC08497e.jpgDSC08496e.jpg20190714_114935e.jpg20190714_122116e.jpgDSC08528e.jpgDSC08551e.jpgDSC08561e.jpg20190716_175739e.jpg20190716_184551e.jpgSlider_04_bg.jpgProdicon_BachOff_image_1000.jpgLine01_Imgx2-544x319.jpgDSC08588e.jpgDSC08572e.jpg20190718_103920e.jpgDSC08593e.jpg
nice!(0)  コメント(0) 

ヨーロッパ ゴム機械メーカー訪問 [海外]

今週は某大手ゴム会社の方とヨーロッパ出張中。アシアナ航空のA380機で行きましたが、この機体にKUMHOの名前が付くのもあとわずかか?(KUMHOグループがアシアナ航空を売却予定)。
オランダーではヨーロッパを代表するゴム機械メーカーを訪問。レンタカーを運転して、工場訪問、周りが森、放牧地で、その中に大きなゴム機械工場があります。
その後イタリアのゴム練り会社を訪問、カーボンブラックの受け入れやゴム練りラインを見学、薬品計量装置が面白い。低融点のプラ袋に計量した薬品を一点づついれて、シールをして、それをミキサーに投入します。イタリアではロールメーカーと打合せ、加藤事務所が日本ゴム協会の技術講演で紹介しているSINGLE STEP MIXINGの練りの説明を受ける。このカレンダー、ロールメーカーの会長は、フェラーリの個人的な収集家。自宅にF1レーシングカー2台を含め、フェラーリが10台以上収集している。フェラーリ博物館ではなく、個人の趣味で持っています。最後はフランスMLPC社でゴム加硫促進剤と薬品マスターバッチの工場見学。環境のうるさいフランスの真ん中で、ゴム薬品をシアン、二硫化炭素、塩素、アミンの原材料から製造して、排水は処理して近くの川に流しています。
土日はボルドーとフランクフルトのワイン村、ライン川を満喫。
来週はまだ数日ヨーロッパにいます。先進的なゴム練りライン、その機械の打ち合わせで、日本のゴム機械メーカーと比較して、どうしてもメーカーの考え方の差を感じてしまいます。
DSC08375E.jpgDSC08396E.jpgalt="DSC08393E.jpg" />DSC08416E.jpgDSC08407E.jpgDSC08424E.jpgDSC08435E.jpgDSC08477E.jpgDSC08456E.jpgDSC08459E.jpgDSC08467E.jpgDSC08420E.jpg20190712_221552E.jpgDSC08482E.jpg20190712_115402E.jpg
nice!(1)  コメント(0) 

韓国自動ロール混練装置、 日本ゴム工業会 [ご紹介]

7月23日に日本ゴム工業会にて資材関係の講演と 中小企業委員会での講演を加藤がやります。
その講演内容を今詰めています。 下のような講演を考えてます。
材料動向、需給バランス、今後値動き、物流費UPによるタイヤの値上げ、物流費と材料の値上げ、
SDGs(持続可能な開発目標)とゴム産業、 中国の輸入EPDMアンチダンピング税調査開始、エアーレスタイヤ、その他の講演を予定しています。
先週は韓国のゴム機械メーカーSIMAPC社の幹部が来られて、日本の取引先工場で打ち合わせ。興味を持ったのは、ゴムロールで、無人でゴムを練る自動化ロールです。 ゴムがロール上に落ちてきて、それをロールに巻きるける工程、 ロール上で切替し、ブレンドする工程、ロールからリボンシートで切り出す工程が全部自動でできます。 ビデオをみると面白い。実際韓国のタイヤメーカー、工業用ゴム部品メーカーで採用され、中国向けの輸出もあり。中国で一人っ子政策で、若い人がゴムロールをやる人がいない。そのため、自動化ロールが採用されるという話を聞きました。
あすからオランダ、イタリア、フランス、ドイツに出張です。ゴム練り機械大手会社を全部回ってきます。
Nihongomukougyoukai7-23-2019plan.jpg

nice!(0)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。