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社長のブログが 新ラバーステーションの中に移動しました [ご紹介]

2019年10月1日より ラバーステーションの社長のブログが引っ越ししました。
新ラバーステーション https://rubberstation.jp を開いていただき、
その中の右側に、または右下の加藤社長の日記 加藤’sEYEに 最新の社長のブログを載せてあります。今後はそちらをご覧ください。
今回ラバーステーションのデザイン、レイアウトを新しくしましたので、その中にブログを移動しました。今後とも宜しくお願い致します。 ㈱加藤事務所 代表取締役社長 加藤進一
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東京ゴム薬品商同業会85周年パーティー、 天然ゴム価格 [材料相場、需給]

先週は日本ゴム協会主催の見学会で、三井化学の市原工場(EPDMを生産)とJFE東日本製鉄所千葉地区(昔の川崎製鉄千葉製鉄所)に行きました。どちらも広い。三井化学工場の中をバスで見学しましたがEPDMの重合塔が見えました。ナフサクラッキングの反応塔もすごい。JFEの製鉄所では広すぎて東京ディズニーランド10個分の広さ。製鉄所の中の移動は車でないと無理。下の図はGOOGLEMAPより拝借。溶鉱炉から溶けた鉄が下の貨車に流れこむところが遠くから見えました。また溶けた鉄を転炉からスラブにする連続鋳造装置を見学しましたが、溶けた鉄の塊は相当遠くから見ても輻射熱で熱い。とにかくスケール違い、ものすごい、感動の一言。
 10月4日は東京ゴム薬品商同業会85周年パーティーに出席。100名近くの関係者が参加で、幹部の方々と歓談しているうちに、あっという間の2時間でした。下の写真のとおり。当社も会員ですが、関係者に感謝感謝。85年前からも、ゴム薬品を販売する商社が東京にあり、今はそのそれぞれの3代目、4代目が会社を経営しているケースが多い。私も3代目か。
どうして加藤産商の加藤達男社長はこのパーティーにわざと出席しなかったのであろう?初めの30分間だけでも参加すべしとの関係者の声が多かった。
天然ゴムがこの1週間価格がさがっている。もう底値だと思う。これ以上価格が下がると生産コストをずっと下回り、インドネシアみたいに、ゴム園のメンテナンスを怠り、その結果ゴム林に病気がはやってしまうことが発生し、今後が心配になる。安ければそのしわ寄せが絶対にある。またSDGsの考え方に反している。このままであるとサステナブルな資源にならない。大手タイヤメーカーも天然ゴムの生産コストを下回った価格は望んでいない。
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ブラジルからオランダへ [海外]

ブラジルではPROQUITEC社でゴムと樹脂から作った添加剤ERGONを再生PP、PEに入れると樹脂にゴム弾性が付加でいるという新材料の打ち合わせ、樹脂コンテナーの写真のとおり弾性がでる。さらにサンパウロNo1のゴム練り会社ZANAFLEXの社長と3時間ぐらい、世界のゴムコンパウンドマーケットの話ができた。その後サンパウロ市内地下鉄で、市内をぶらぶら、夕方にサンパウロからドイツフランクフルトに夜行便に乗り、そこからアムステルダムへ、さらに電車でロッテルダムへ。9月26日はSHELLの製油所の近くにあるARKEMA社の工場でゴム、タイヤの加硫剤VULTACの工場監査に参加(日本のタイヤメーカーの方と監査)。27日はアムステルダムでちょっと運河をみて、オーストリア航空でウィーン経由帰国と、2週間の米国ブラジルオランダ出張でした。
ブラジルの景気ももどってきたみたい。一方ヨーロッパでは新車が売れていない。前年比5%減ぐらい。世界景気の不安感もあるが、今後ジーゼル車の規制、EV車の充電ステーションの広がり、ハイブリット車の予想等、今後どの車種を買ったらいいかわからないため、様子見をしたいという空気で新車が売れていないとの話を聞く。
今回はシカゴ、サンパウロ、ロッテルダムでタクシーの代わりにUBERを使ったみた。これは便利、ポルトガル語、オランダ語ができなくても、問題なく目的地に行ける。費用もタクシーより安いし、すぐ来る、クレジットカード支払いで領収書もすぐにメールで来る。ブラジルからフランクフルトへルフトハンザ航空のB747--8型機に初めて乗った。これも2階が広くよくできいる。オーストリア航空のB777機も食事が素晴らしかった。
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米国Hexpol-Preferred compoundingを回り、ブラジルへ

この一週間は世界1のゴム練り会社HEXPOLとそのHEXPOLが買収したPreferredCompoundingの各工場を回りました。HEXPOLはスウェーデンの会社ですが、売り上げは米国でのゴム工んパウンド事業が50%以上を占めます。当社加藤事務所は、このHEPOLとその傘下のPreferredCompoundingの日本での代理店をしています。2社が合併したので、それによりコンパウンドの価格が不当に上がらないように、監視?調整する役目です。日系向けでは合弁による値上げはしないと言質をとってあります。北米トップ2社が合併してどうして独禁法に違反しないか?いろいろ理由を聞きました。さすがアメリカです。
 日系大手ユーザー2社を訪問して、状況説明、また2020年契約の下準備打ち合わせです。両社のトップの方にお会いできました。
 HEXPOLのバートルラバー工場は、30年ぶりに訪問です。いままでは加藤事務所にとって、敵同士でした。加藤はELASTOMIX USAのGM時代、そしてこの数年間PreferredCompoundingの代理店をしていた時も、常に競争相手はこのバートンラバー(HEXPOL)でした。それば2019年7月に買収合併になりました。昨日の敵は今日の友。いままで散々シェアーを奪いあっていた同志が一緒になるのですから、これはアメリアです。加藤もHEXPOLの幹部、各工場長にこの30年の歴史を話すたびに、お前がELASTOMIXUSAとPreferredCompoundingの日本エージェントの加藤か。お前には散々苦しめられたと笑われました。
HEXPOL-Preferred社では三井化学のEPDMも使用しています。
HEXPOL傘下のGoldKeyProcessing工場はアーミッシュが多い地域にあります。最近の文明を嫌い、昔ながらの、電気のない生活をしている人たちです。(写真のとおり馬車で移動します)、その人たちが、自動車部品であるゴムコンパウド工場で働いています。通勤は自家用車ではありません。ちょっと矛盾しているのでは?でも働くこと自体はいいそうです。最近のアーミッシュの人は携帯電話も持っています。太陽光発電で充電するからいいそうです。
週末に米国からブラジルサンパウロに移動しました。下の写真はブラジルの首都ブラジリア上空からの写真です。これからブラジルNo1のゴム練り会社ZANAZFLEX社(取引先)に訪問します。
ブラジルはエタノール燃料がガソリンスタンドで販売されています。2019年はサトウキビから3000万KL、とうもろこしから134万KLの自動車燃料を生産するとか。政府の政策でエタノール燃料が安く設定されています。2.45リアル/Lだと、約¥66/Lでもガソリンより燃費(馬力)は悪くなります。
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山口、福山、松山、そしてシカゴ、インドネシア天然ゴムの病気 [海外]

今週は前半は会社で打合せ、12日から山口でゴムロールの納入先で修理の立ちあい、油漏れの修理を三田エンジニアリングさんといっしょにヘルメット、安全靴、作業服姿で行う。無事修理終了。13日は福山でゴム会社さんと打合せ、午後は呉に出て、ジェット船で松山に瀬戸内海を横断、このジェット船は時速50KM以上で速い。乗船前に、呉の大和ミュージアムを見学。松山では、日本ゴムトレーディング協会(天然ゴムの輸入協会)の東西合同懇親会に出席、同業者、タイヤメーカーと歓談、情報交換。
 インドネシアで天然ゴムの木の病気が広まっていて、今年のインドネシアの天然ゴムの生産が15%減産になるという情報があるが、真否は調査中。レプトスフェリア属の菌でゴムの葉に斑点がでて、菌類真菌の病気の原因が、ラテックスの生産が減る。どこにでもいる菌らしいが、このところのゴム価格低迷で、ゴム林のメンテナンスを怠っていたことによる(雑草取り、肥料やり、菌の病気発見遅れ)という。天然ゴムも適正価格にならないと、安すぎても問題が発生してくる。
 14日土曜日は朝、道後温泉の有名な本館の温泉にはいり、それから松山空港から羽田へ、会社で書類の整理をして、家に戻り着替え、その後成田空港に向かい、ANAのシカゴ便に乗り、14日午後シカゴ着、これからシカゴで顧客と会食 という長い長い一日です。あすから米国ゴム練り会社と日系ユーザーを訪問、その後ブラジルへという出張の始まりです。
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日経産業新聞2019年9月4日天然ゴムSDGs調達、広島ゴム技術員会で講演 [天然ゴム]

日経産業新聞9月4日版、または日経電子版9月3日版に 「天然ゴムSDGs調達に弾み」というタイトルの記事がでています。下にそのごく一部を紹介しています。その中で加藤事務所の合弁会社がベトナムでSGDsを推進する天然ゴムを製造しており、当社はこれが天然ゴムSDGs調達に役出つと考えております。記事にある写真は当社が取り扱っている天然ゴムです。一部に写っている手は私の手です。詳細は日経産業新聞をご覧ください。
 9月5日は群馬県太田市のスバルの購買部長に呼ばれて2時間以上もゴム部品の件で打ち合わせ、6日は広島市内で広島ゴム技術員会、広島市産業振興センター共同の講演会で、世界のゴム事情というテーマで1時間半の講演をしました。広島と福山に日帰りでの出張でした。
今週後半は山口、福山、松山と出張が続きます。そのあとは海外出張です。
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日経新聞8月24日、インドネシア出張 [海外]

2019年8月24日の日本経済新聞朝刊商品マーケット欄に加藤事務所加藤の記事がでました。その一部は以下のとおり。天然ゴムマーケットの解説です。内容は記事のとおり。
 8月21-26日にインドネシアジャカルタ近郊Karawangのゴム練り会社に出張して精練ゴム機械の設置工事に行ってきました。無事試運転が完了し、すぐに稼働することになります。以下のとおり操作画面もインドネシア語で表示しました(画面はテスト用画面)。ジャカルタと高速道路の渋滞は相変わらず、今日は末尾奇数の車しか走れませんでした。周りのどの車も末尾奇数のナンバープレートだけ。ホテルと訪問先工場の間にはトヨタとホンダの自動車工場があります。毎日前を通り通勤。作業服とヘルメット、安全靴の姿で、朝から夕方まで設置工事、組立、調整、試運転、調整と、私もいろいろ指示し、点検し、未完成部分の作業をまた指示し、配線をチェックし、試運転の電流値、温度、練りあがり状態を確認し、いろいろやることとがあります。大体こういう工事は予定通りにいかず、ハプニングが常に生じます。今回もこのままでは機械が動かいないことが判明、その場で取引先と協議、解決策を見つけ、修正工事して、そんなことが毎回です。これはこちらの経験でその場で解決策を見つけることが大切です。
 25日の晩にジャカルタに戻り、やっと安堵。30日は日本ゴム協会の幹事会とエラストマー討論会の会議。12月9-10日に東京で討論会を開きますが、その中のテーマの一つで、中堅中小ゴム会社の取り組み、強みというテーマで発表してくれる会社のお願いをしております。ご発表していただく会社の方々ありがとうございます。
 
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シンガポール、徳島出張、天然ゴム価格 [海外]

インド出張に続き、8月5-6日はシンガポール、7日の朝東京に戻り、そのあと7-10日は徳島出張でした。シンガポールでは天然ゴムユーザー、日系タイヤ会社と打ち合わせ、その後ベトナム人とセント―サ島見学、8-9日は徳島の有名な化学会社の研究所にゴム成形プレスの納入、据え付け、試運転立ち合いです。メーカーの方といっしょに工事試運転しました。試運転無事終了。徳島は大阪、神戸からの高速バスが便利です。
日本経済新聞記者の取材を受けています。8月24日土曜日の朝刊に記事がでるとか?
天然ゴムRSS3価格は、期先(8-9月)受け渡しは価格が高そうですが、先物取引価格を見ると、12月には安くなると予想している人が多いということ。TSR20のシンガポール相場を見ると、すでに下がっています。
9月はまた米国、ブラジル出張が待っています。その前に8月下旬はインドネシア出張6日間があります。
下の写真はシンガポール セントーサ島、シンガポール市内とコンテナーヤード、さらに石油化学コンビナートのジュロン島です。 またゴム成形プレスの設置工事、試運転完了記念撮影でした。
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インド大雨出張 インドの合成ゴム価格 安い

インドに出張してきています。子会社の営業会議、経営会議です。
インドの景気減速はすざましい。自動車の販売が40%減、銀行が金を貸さない、会社は支払いを遅らす。 WILL PAY BUT I HAVE NO FUND、支払う意思はあるが、今は金がないが 合言葉になっています。昨年GST(中央消費税みたいなもの)を導入したとたん、今まで不法に税金を払っていなかった会社が払わざるを得なくなり、金が回らなくなったとか。あと半年はだめでしょう。インド子会社も今大変ですがこの困難に立ちむかいましょうということで頑張ります。
 今年にモンスーンはひどい。子会社のある町は洪水で空港閉鎖、工場にはいけず、場所を市内に変更して会議を開催。工場は無事であるが、社員が出勤できず、操業停止です。通信状況もひどい。
 世界中で景気後退がすすんでいる。米中貿易戦争も影響も。インドもひどいが米国もタイヤ産業で不況の影が。まだいいのは日本だけか?インドのコンベアーベルト会社は米国向けで忙しい。中国品が米国に入れないので、その代わりにインド品が米国へ。
 こうなるとゴム原材料が世界中で余り、特にインド市場に流れ込む。EPDMが某社品(韓国)が$2.1/kg。それをサウジ品が$1.6で攻めてくる。NBRも$2を割っている。CRも中国品が$3.5.EPDMの価格がPP価格に近付いてきた。これらは正規品でOFF SPEC品ではない。もちろんいまだけの価格であるが、インドにいると日本国内の価格はなんだろうとおもうこともあり。
 サバイバルゲームが始まった気がした。あすはシンガポールに向かう。写真は社内会議でもカレーの仕出し弁当。大雨のムンバイ市内。
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日本ゴム工業会での講演2件 [材料相場、需給]

今週は、日本ゴム工業会で資材関係講演と、中小企業委員会での講演の2件をやりました。前者では全国の大手中堅ゴム会社の購買関係幹部の方に来ていただき、2時間話をしました。工業会会員限定の講演会ですので、このブログで主要な点を公開することはできませんが、まとめや、価格動向以外の部分は以下のとおり、ちょっと公開します。また中小企業委員会での講演では、原材料の需給予想、価格予想、人手不足解消のために自動化機器、物流費による値上げ等の話をしました。
その一部は以下のとおり。
7月27日には日本経済新聞のマーケット商品欄には加藤事務所加藤のコメントが載っています。その一部は下のとおり。
ヨーロッパ出張から帰ったばかりですが、来週からインド、シンガポール出張です。8月もインドネシア出張、9月は米国、ブラジル、ヨーロッパ出張が待っています。
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