恒例みかん狩り

今週は毎日取引先との打ち合わせが続きました。土曜日は、関東地区大手ゴム会社購買部主催の恒例４３回目の小田原のみかん狩りに参加しました。この会は、ゴム会社購買部が、日頃から電話やFAXだけでやり取りしているメーカー、材料商社の受渡し担当者（女性の方も）をご招待して一日楽しんでくださいという趣旨で４３年前から開かれています。材料メーカー、商社筋では有名なみかん狩りです。私も25年ぐらい前から参加しています。今年は２７０名ほどが参加され、このゴム会社からも３０名がボランティアでお手伝いされ、また主要取引先（商社、メーカー）からも３０名ほど、昼のランチ用意（豚汁、焼きそば、とうもろこし焼き、イカ焼き、うどん、その他）をされました。写真とおり購買部長はもちろん、I社長さんまでランチの設営を手伝われていました。この会社の、取引先に対する気持ちが伝わりますね。
　このみかん狩りの参加すると、今年もいよいよ年末だ。来年の会社の経営はどうもっていこうか？　業界の海外進出に対してどう対応するか、どう皆さんの役に立つべきかと考えてしまいます。役に立たない商社は見捨てられるということを肝に銘じて来年も何か新しいことを始めていきたいと思います。

訃報

訃報： 弊社　取締役会長加藤嘉吉（加藤産商㈱前社長、前会長）が 平成24年4月24日享年89歳にて永眠いたしました。ここに生前のご厚誼を深謝し謹んでご通知申し上げます。
4月27日午後6時より通夜、28日午前11時より告別式の葬儀を
東京　築地本願寺　第二伝道会館にて取り行いました。詳細は　
http://rubberstation.com/Kakichifuneral.pdf をご覧下さい。
皆様からの故人への生前のご厚情に感謝申し上げます。


お陰様で無事27日、28日と葬儀を執り行うことができました。ゴム、化学品業界から200名を超える
ご会葬者、2大メガバンク頭取様、上場ゴム会社よりを含め50以上のご生花を戴き、また多くの大会社、タイヤメーカー4社の購買担当役員様をはじめ数多くの弔電を戴き、誠にありがとうございます。父　嘉吉会長も喜んでいると思います。
父は戦後より家業の加藤清吉商店（後の加藤産商）を引き継ぎ、５０年以上も社長、会長をやり、この10年は加藤事務所を会長として手伝ってくれました。10年程前には東京、日本橋兜町の町会長を数年間やっており、中央区大江戸まつりの大会委員長も務めさせていただきました。常に会社のこと、業界のことを心配しておりました。業界の皆さんのご厚情、ご協力があってこそ、できた仕事であり、お陰様で幸せな人生を送ることができました。改めて皆様に心よりお礼を申し上げます。

株式会社　加藤事務所　代表取締役社長　加藤進一

今年もあとわずか

12月もあと2週間になりました。今週は忘年会シリーズです。14日は当社の忘年会を総勢8名（男性4名女性4名）でイタリア料理を楽しみました。場所は東京銀座のホテル西洋銀座で、イタリアンでワインにスイーツがおいしかったです。今回の写真は男性陣だけ。
ことしは震災の対応あり、EPDM輸入あり、特殊添加剤の開発支援あり、ゴムリサイクル材の供給元拡大あり、フランスMLPCゴム薬品取り扱い開始あり、インドカーボンブラック取り扱い開始あり、台湾ゴム機械納入あり、OFFSPECゴム原材料売り切りあり、日本ゴム工業会、日本ゴム協会、日本ゴム精錬工業会での講演あり、日経新聞に当社の記事が載ったり、インドゴム練りプロジェクト開始、と盛りだくさんでした。加藤の海外出張は今年は12回でした。
皆様、取引先様のおかげで売り上げも前年比３０％UP,利益も大幅増益となりました。社員数も増やしました。
関係各位の方々ありがとうございました。
来年再来年に向けて更なる拡大のための仕事を今やっています。仕事の仕込みです。
来年もまた社員の皆さんと楽しい忘年会ができますようにと　がんばります。
というわけで今日はインドネシアジャカルタにきて明日はインドネシア初の現地インドネシア系のゴム練り工場の見学に行きます。この会社の社長さん（3代目）はまじめで親近感を持ちます。そのレポートは来週しますのでお楽しみに。

北海道 牛乳工場

今日は北海道帯広に出張できています。牛乳チーズ工場で生産ラインの見学でした。これがゴムに関連しているのです。牛乳、チーズとゴム？？　意外に近い生産工程でした。これは当社のコンサルタント部門でゴム業界の会社に提案したことですが、牛乳、チーズ、豆腐、下水汚泥はゴムに同じということでした。これは知っている方はなるほどと思われた方もいられると思います。　今日の工場見学は、頭から足まで特別な衣服で覆い、クリームルーム仕様でゴムとは別世界の生産工程でした。食品に比べるとゴムタイヤの世界はなんとアバウトな世界でしょうか。今回の提案がゴム、タイヤ業界にお役にたてればと思います。
来週は米国出張です。その前にポリファイルの原稿を仕上げるためバタバタしています。

日本人ツアーより中国人ツアー

今週は休暇でカナダに来ています。20年前の米国駐在時代を含め3回目のカナディアンロッキーの旅行です。
あまり日本人が行かない場所に行ってきました。下の写真の場所は、Emerald Lake, Jasper Park Logde, Athabasca氷河, Bow　Lake. かつては日本人ツアーがカナディアンロッキーであちこちにいましたが、現在日本人ツアーは少なく、代わりにどこにでも中国人ツアーがいます。中国からカナダは遠いと思いますが、中国人パワーには圧倒されます。　これは今の国力の差かもしれません。

暑い毎日ですね

今週は出張もなく、インドゴム練り事業の計画、資金調達を検討していました。月300トンのコンパウンド供給を現地のゴム成型メーカーに始めていますが、次の一手はどうしようか？日系ゴムメーカーに受け入れてもらえるような会社にどう仕上げていけばよいかと。いろいろやることがあります。
　毎日暑い日が続きますので、木曜日には聖路加セントルークスタワー47階にある展望レストラン、屋上ビアテラスで社員全員で夕方飲みに行きました。昨年夏も一回行きましたが今回は社員全員です。さすがに地上221ｍにある屋外ビアテラスは風がさわやか、東京の夕方の眺めの素晴らしい。
写真には男性しか写っていませんが、あと当社の大事な女性スタッフ2名がいます。顔出し写真は遠慮しますとのこと。
　話は変わりますが、最近の中国のゴム材料の買い方が弱くなってきているように思えます。そのせいか、天然ゴムの価格も天井をうち、下がり気味、ＳＢＲのアジア相場価格も高止まりですが、これ以上上昇の勢いがありません。　現在の7月2週目のブタジエン　アジア相場価格は、スポット価格でUS$4.25/kg, 契約価格でUS$3.9/ｋｇぐらいか。ただＥＰＤＭだけは当分超タイトになるでしょう。
来週も頑張ります。

3月決算も終わり

株式会社加藤事務所は3月末決算です。やっとこの3月決算の数字がほぼ決まり、前年比で売上げ利益とも増収増益となり、ほっとしています。4月もエンドーユーザー（自動車工場）が止まっていたにもかかわらず、ゴム材料の販売は好調で、どうもゴム会社はとりあえず材料は買って貯めておこうということでしたが、5,6月は、ゴム製品の在庫が十分あり、自動車生産もまだ5～７割程度の回復で、ゴム材料は十分在庫があり、新たに購入しなくてもよいとの判断で、ゴム材料の売上げが５０％程度になりそうです。平成23年度国内売上げは通年で前年比２割ぐらいダウンを覚悟しなければならないかもしれません。もっともタイヤ会社向けの売上げは補修用タイヤの需要が4-6月も好調のため、自動車ゴム部品にくらべて4-6月の落ち込みは半分ぐらいでしょう。
　先週は、3月決算が増収増益になったので、社員にどこでもいいから、行きたいレストランでいいからと言って、「3月決算一年間ご苦労様でした会」をやりました。都内のトップクラスのホテルレストランで肉料理（神戸肉）を楽しみましたが美味しかったです。6名で15万円？。今年度も同じようなことができるようにと頑張ります。
20日は日本ゴム輸入協会の総会懇談会に参加しました。タイヤメーカー4社の購買本部長、購買部長の方と震災の影響、今後のゴム材料の需給バランスについて情報交換をさせていただきました。

加藤事務所はお陰様で10周年を迎えました

お陰様でこの11月に㈱加藤事務所は創立10周年を迎えました。取引先、ゴム業界の皆様に支えられてこのままでなんとかやってくることが出来ました。本当に感謝いたしております。
この10年間、リーマンショックの時も含めずっと黒字決算となり、現在年商9億円、社員6名となっております。
先週社内だけで10周年ご苦労会を開催しました。フレンチの会食でしたが、社員全員で楽しみ、これは美味しかったです。東京日本橋の37階にあるレストランでしたが、東京の夜景もきれいでした。
次の10年間もっと会社が発展し、社員皆がやりがいのある仕事ができるように頑張りたいと思います。
　あすから4日間台湾に出張で行ってきます。

加藤事務所、加藤産商、東京の夜空

加藤産商株式会社の100周年の記事を関していくつか質問をいただきましたので、加藤事務所と加藤産商の関係について説明します。㈱加藤事務所は加藤産商との資本関係はなく、子会社、関連会社ではありませんが、両社ともその株主がだぶっており、兄弟会社の関係にあります。同様に関東のゴム練り会社である埼光ゴム㈱も加藤産商の資本は一切入っておらず、これも埼光ゴムの株主が加藤産商の株主とほぼ同じであるという兄弟会社の関係になります。㈱加藤事務所は加藤進一が100%所有している会社です。加藤進一は、父加藤嘉吉（加藤産商の元社長、会長で50年近く社長会長を務めた）と、加藤進一が社長になっている加藤不動産㈱（加藤産商、鶴見化学工業グループのグループ持ち株会社）との合計で加藤産商の株式の約48％を所有しています。加藤事務所は特に海外ゴム材料、ゴム機械、コンサルティングを中心に活動しております。
　下の写真は今週東京のウォーターフロント、聖路加ガーデン47階の屋外ビアガーデンで社員みんなと暑気払いをした時の写真です（当社坂田さん撮影）。夕焼けに染まる東京の空、夜景に浮かぶビル街、海風に吹かれてのビールがおいしかったです。仕事を忘れて楽しみました。
お勧めの夏風オープンテラス、ビアガーデンです。