日本のタイヤ生産減産

下のグラフのとおり、日本国内のタイヤの生産が6月ぐらいから減産しています。大手タイヤ会社の購買部長と話をすると、やはり２０％程度、今年の夏前から減産し始めており、今年中はこのまま減産でいくであろうとのこと。
グラフは日本のタイヤ用に消費される天然ゴムと合成ゴムの毎月の量をグラフ化したものです。データはwww.rubberstation.com/2012tireproductiondown.xls にあります。3－5月は昨年は震災で減産したために比較できないが、6月以降、今年の減産が目立ってきている。
やはり中国向け、欧州向けのタイヤ輸出が減り、また国内自動車生産も減産気味、さらに10月の中国での日系自動車メーカーの大減産を考えるとこれから更に減産幅が大きくなりそうです。
だから天然ゴムの世界相場が下がったままになっているわけで、底値から30％も上がったとの記事もあるが、全体的にみれば、まだまだ安値ゾーンにあり、このまま今年は安値が続くであろうと予想します。
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