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ブラジルからオランダへ [海外]

ブラジルではPROQUITEC社でゴムと樹脂から作った添加剤ERGONを再生PP、PEに入れると樹脂にゴム弾性が付加でいるという新材料の打ち合わせ、樹脂コンテナーの写真のとおり弾性がでる。さらにサンパウロNo1のゴム練り会社ZANAFLEXの社長と3時間ぐらい、世界のゴムコンパウンドマーケットの話ができた。その後サンパウロ市内地下鉄で、市内をぶらぶら、夕方にサンパウロからドイツフランクフルトに夜行便に乗り、そこからアムステルダムへ、さらに電車でロッテルダムへ。9月26日はSHELLの製油所の近くにあるARKEMA社の工場でゴム、タイヤの加硫剤VULTACの工場監査に参加(日本のタイヤメーカーの方と監査)。27日はアムステルダムでちょっと運河をみて、オーストリア航空でウィーン経由帰国と、2週間の米国ブラジルオランダ出張でした。
ブラジルの景気ももどってきたみたい。一方ヨーロッパでは新車が売れていない。前年比5%減ぐらい。世界景気の不安感もあるが、今後ジーゼル車の規制、EV車の充電ステーションの広がり、ハイブリット車の予想等、今後どの車種を買ったらいいかわからないため、様子見をしたいという空気で新車が売れていないとの話を聞く。
今回はシカゴ、サンパウロ、ロッテルダムでタクシーの代わりにUBERを使ったみた。これは便利、ポルトガル語、オランダ語ができなくても、問題なく目的地に行ける。費用もタクシーより安いし、すぐ来る、クレジットカード支払いで領収書もすぐにメールで来る。ブラジルからフランクフルトへルフトハンザ航空のB747--8型機に初めて乗った。これも2階が広くよくできいる。オーストリア航空のB777機も食事が素晴らしかった。
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山口、福山、松山、そしてシカゴ、インドネシア天然ゴムの病気 [海外]

今週は前半は会社で打合せ、12日から山口でゴムロールの納入先で修理の立ちあい、油漏れの修理を三田エンジニアリングさんといっしょにヘルメット、安全靴、作業服姿で行う。無事修理終了。13日は福山でゴム会社さんと打合せ、午後は呉に出て、ジェット船で松山に瀬戸内海を横断、このジェット船は時速50KM以上で速い。乗船前に、呉の大和ミュージアムを見学。松山では、日本ゴムトレーディング協会(天然ゴムの輸入協会)の東西合同懇親会に出席、同業者、タイヤメーカーと歓談、情報交換。
 インドネシアで天然ゴムの木の病気が広まっていて、今年のインドネシアの天然ゴムの生産が15%減産になるという情報があるが、真否は調査中。レプトスフェリア属の菌でゴムの葉に斑点がでて、菌類真菌の病気の原因が、ラテックスの生産が減る。どこにでもいる菌らしいが、このところのゴム価格低迷で、ゴム林のメンテナンスを怠っていたことによる(雑草取り、肥料やり、菌の病気発見遅れ)という。天然ゴムも適正価格にならないと、安すぎても問題が発生してくる。
 14日土曜日は朝、道後温泉の有名な本館の温泉にはいり、それから松山空港から羽田へ、会社で書類の整理をして、家に戻り着替え、その後成田空港に向かい、ANAのシカゴ便に乗り、14日午後シカゴ着、これからシカゴで顧客と会食 という長い長い一日です。あすから米国ゴム練り会社と日系ユーザーを訪問、その後ブラジルへという出張の始まりです。
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日経新聞8月24日、インドネシア出張 [海外]

2019年8月24日の日本経済新聞朝刊商品マーケット欄に加藤事務所加藤の記事がでました。その一部は以下のとおり。天然ゴムマーケットの解説です。内容は記事のとおり。
 8月21-26日にインドネシアジャカルタ近郊Karawangのゴム練り会社に出張して精練ゴム機械の設置工事に行ってきました。無事試運転が完了し、すぐに稼働することになります。以下のとおり操作画面もインドネシア語で表示しました(画面はテスト用画面)。ジャカルタと高速道路の渋滞は相変わらず、今日は末尾奇数の車しか走れませんでした。周りのどの車も末尾奇数のナンバープレートだけ。ホテルと訪問先工場の間にはトヨタとホンダの自動車工場があります。毎日前を通り通勤。作業服とヘルメット、安全靴の姿で、朝から夕方まで設置工事、組立、調整、試運転、調整と、私もいろいろ指示し、点検し、未完成部分の作業をまた指示し、配線をチェックし、試運転の電流値、温度、練りあがり状態を確認し、いろいろやることとがあります。大体こういう工事は予定通りにいかず、ハプニングが常に生じます。今回もこのままでは機械が動かいないことが判明、その場で取引先と協議、解決策を見つけ、修正工事して、そんなことが毎回です。これはこちらの経験でその場で解決策を見つけることが大切です。
 25日の晩にジャカルタに戻り、やっと安堵。30日は日本ゴム協会の幹事会とエラストマー討論会の会議。12月9-10日に東京で討論会を開きますが、その中のテーマの一つで、中堅中小ゴム会社の取り組み、強みというテーマで発表してくれる会社のお願いをしております。ご発表していただく会社の方々ありがとうございます。
 
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シンガポール、徳島出張、天然ゴム価格 [海外]

インド出張に続き、8月5-6日はシンガポール、7日の朝東京に戻り、そのあと7-10日は徳島出張でした。シンガポールでは天然ゴムユーザー、日系タイヤ会社と打ち合わせ、その後ベトナム人とセント―サ島見学、8-9日は徳島の有名な化学会社の研究所にゴム成形プレスの納入、据え付け、試運転立ち合いです。メーカーの方といっしょに工事試運転しました。試運転無事終了。徳島は大阪、神戸からの高速バスが便利です。
日本経済新聞記者の取材を受けています。8月24日土曜日の朝刊に記事がでるとか?
天然ゴムRSS3価格は、期先(8-9月)受け渡しは価格が高そうですが、先物取引価格を見ると、12月には安くなると予想している人が多いということ。TSR20のシンガポール相場を見ると、すでに下がっています。
9月はまた米国、ブラジル出張が待っています。その前に8月下旬はインドネシア出張6日間があります。
下の写真はシンガポール セントーサ島、シンガポール市内とコンテナーヤード、さらに石油化学コンビナートのジュロン島です。 またゴム成形プレスの設置工事、試運転完了記念撮影でした。
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ヨーロッパ ゴム機械メーカー訪問 [海外]

今週は某大手ゴム会社の方とヨーロッパ出張中。アシアナ航空のA380機で行きましたが、この機体にKUMHOの名前が付くのもあとわずかか?(KUMHOグループがアシアナ航空を売却予定)。
オランダーではヨーロッパを代表するゴム機械メーカーを訪問。レンタカーを運転して、工場訪問、周りが森、放牧地で、その中に大きなゴム機械工場があります。
その後イタリアのゴム練り会社を訪問、カーボンブラックの受け入れやゴム練りラインを見学、薬品計量装置が面白い。低融点のプラ袋に計量した薬品を一点づついれて、シールをして、それをミキサーに投入します。イタリアではロールメーカーと打合せ、加藤事務所が日本ゴム協会の技術講演で紹介しているSINGLE STEP MIXINGの練りの説明を受ける。このカレンダー、ロールメーカーの会長は、フェラーリの個人的な収集家。自宅にF1レーシングカー2台を含め、フェラーリが10台以上収集している。フェラーリ博物館ではなく、個人の趣味で持っています。最後はフランスMLPC社でゴム加硫促進剤と薬品マスターバッチの工場見学。環境のうるさいフランスの真ん中で、ゴム薬品をシアン、二硫化炭素、塩素、アミンの原材料から製造して、排水は処理して近くの川に流しています。
土日はボルドーとフランクフルトのワイン村、ライン川を満喫。
来週はまだ数日ヨーロッパにいます。先進的なゴム練りライン、その機械の打ち合わせで、日本のゴム機械メーカーと比較して、どうしてもメーカーの考え方の差を感じてしまいます。
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中国 EPDM輸入アンチダンピング税調査始まる 、日経新聞天然ゴム記事 [海外]

先週 中国商務部は、EPDMの輸入アンチダンピング税調査を始めると発表しました。対象は、韓国製、米国製、EU製のEPDMで、日本製EPDMは対象になっていません。PETROCHINA傘下の吉林石化のEPDMと SINOPECのEPDM(三井化学合弁)の申請により 調査が始まったと言います。
昨年はNBRのアンチダンピング税が決定して、韓国製、日本製NBRの大幅なアンチダンピング税がかかりました。
KUMHO,SK, LOTTE, DOW, EXXONMOBIL、VERSALISが 相当安く中国市場にでまわっているということでしょうか? いや NBRのケースと同じように、 中国EPDMメーカーが採算UP、稼働率UPのために、わざと輸入アンチダンピング税をかけるように政府に圧力をかけ、さらに、米中貿易戦争の中、米国製EPDMの輸入を阻止するために、この時期調査を始めたということでしょうか? 後者のような気がしますが。 NRBのケースでは調査を始めてから、10ヵ月ぐらいで決定しました。
 中国の日系ゴム会社は日本製EPDMを使用しているケースが多いと思いますが、JSR系列のKUMHO製EPDMがどうなるか気になります。
 6月21日の日本経済新聞朝刊の天然ゴム市況で加藤事務所のコメントが出ました。以下のとおり。
天然ゴム RSS3は価格がピークを迎え、今後は下がる可能性がでてきています。TSR20の価格が需給バランスを反映している気がしますが。
6月29日は前日本ゴム協会長の東工大高田十志和教授の退職記念パーティーに出席、元日本ゴム協会長の住友ゴム工業中瀬古前常務の乾杯でスタート、現日本ゴム協会長の京大竹中先生もご出席。私も関東支部幹事ですが、関東支部幹事の皆さんもいらっしゃいました。
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中国CHINAPLAS2019、台湾出張、日経記事 [海外]

今週はまた台湾に1.5日間出張、その後は日本ゴム協会の幹事として、支部会議、エラストマー討論会準備会に参加、トピックテーマについて、講演候補者の提案をしました。今回は12月9-10日に東京都大田区の会場で討論会を開催します。大田区と言えば中堅中小企業のメッカ。そこで、中堅中小ゴム会社についてのトピックテーマを探しています。中堅中小ゴム会社の生き残る道、人手不足に対応する自動化装置とか?
 5月下旬に当社社員が中国広州で開催されたCHINAPLUS(プラスティック、ゴム展示会)に参加してきました。アジアではこの種の最大の展示会です。出展社が3300社、会場は25万M2、参加者は18万人といわれています。とても1日間では見きれません。ほとんどがプラスティック関係ですが、ゴム関係も10%ぐらいありました。中国の景気が心配されていますが、展示会は相変わらず盛会でした。
6月13日の日本経済新聞朝刊、マーケット欄に天然ゴム価格上昇の記事があり、加藤事務所加藤のコメントも載っています。その一部は以下のとおり。
RSS3の価格が上がっており、原料ラテックス不足か?しかしタイや向けの需給バランスをよく表すTSR20の価格はそれほど上がっていない。これで天然ゴム農園は価格上昇でちょっとほっとしているのでは。

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ベトナム滞在26時間、EUのタイヤ、ゴム機械中古機販売 [海外]

今週はベトナム天然ゴム合弁会社で株主総会と経営会議、午後成田から出発して、ベトナム航空のA350機(日本では導入はまだ先の最新機)に乗って、夜到着、翌日8時から会議、そしてその晩のベトナム発の夜行便で朝成田着でした。深夜便は寝ていると首が痛くなる。睡眠2時間だけ。
合弁会社のベトナム人スタッフに友人から誕生お祝いの花が会社に届けられ、下の写真のとおり。花を送るのはよくやるそうです。
30日にはイスラエルのPELMAR ENGINEERING社 オーナー社長と会合。この会社はタイヤ、ゴム会社からゴムタイヤ機械を買い取り、オーバーホールして、またタイヤ、ゴム会社に販売する会社で、工場はドイツとイスラエルにあります。 世界中のタイヤ会社と売買の取引があり話をきいていると面白い。世界的なタイヤ工場向けの機械オーバーホール会社です。バンバリー型ミキサーの6枚羽根ローターまで自社で作ってしまうという。当社が今度、この会社の代理店になります。これでゴムタイヤ機械の中古機販売が日本、アジア、EU,向けの日系工場向けにできます。
 ブタジエンが少々上がってきて $1000/MTを突破しました。そのせいか天然ゴムの値上がりに。 ベトナムでも今の相場価格ですと、天然ゴム会社はまだちょっとつらいそうだ。
明日から台湾出張。3日間だけでトンボ帰り、そして来週はまた台湾に。よって三週間連続海外出張だ。
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インドネシア、ジャカルタの事務所ビル [海外]

連休前は、シンガポール、インドネシアへの出張でした。朝シンガポールに到着すると、インド合弁会社の打ち合わせをインド側パートナーと中間点であるシンガポールで行い、天然ゴムの打ち合わせを某タイヤ会社と、その後もう1件、夕方の便でジャカルタへ。インドネシアでは某社と機械の打ち合わせと、その後大手ゴム部品メーカーのインドネシア工場(インドネシア工場で1800名)を訪問。
さらにその会社が所有しているジャカルタ空港と市内の間のハイウェー脇にある事務所ビルを見学、今テナントを探しています。なかなかいい場所です。よいフレーレント条件付きです。ジャカルタ事務所を開設予定のどなたか、ご興味ありませんか?下の写真のビルです。その下の写真は入居予定のフロアーが工事中のところ。
ジャカルタから東へのハイウェーの渋滞はひどいまま。50KMの距離ですが車で行きが2.5時間、帰りは夜9時でも3時間かかり,相当大変です。
4月23日の日本経済新聞電子版で天然ゴム相場についての解説で、加藤事務所加藤のコメントも載っています。天然ゴムの先物市場は中国の動向に支配されているというコメントです。まさに米中貿易戦争の行方と中国自動車産業へのテコ入れをいつするかがキーになっています。しかし今はちょっと価格が高すぎか?

連休中も海外出張の予定が入っています。
ところで、TBS放送の集団左遷という番組で、三友銀行の本店ビルがでてきますが、あれはブリヂストン本社がはいっているビルでしょう。IDカードで入り口の扉が開きますがその音ですぐにわかりました。
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インド合弁会社 会議、EPDMインド相場 [海外]

今週は箱根で打ち合わせ? 祭日の21日は会社で、5月開催の日本ゴム協会年次総会での講演発表の原稿づくり(当社で2件発表します)、その後インド合弁会社INDOJAPANPOLYMERSの経営会議、インドRamcharanCompany副社長が来日して、半日打ち合わせ。おかげさまで、インドの合弁会社はすでに加藤事務所の売り上げを超えている。現在商社部門のゴムコンパウンド販売も好調、製造部門の樹脂コンパウンド部門も週7日毎日20時間稼働でフル運転中。利益率向上のため、知恵を絞る。インドでの借入金利が年11%以上なので、利益をだしても、すぐ金利で取られてします。インドでの昨年から金融制度、会社法、コンプライアンスが厳しくなり、その新法令に合致されるために、一苦労。 ウルトラC案について協議。
 中国のゴム産業はまだ低迷している。そのため、合成ゴムの世界需要が緩んでいます。特にEPDMは厳しい。そのためインドではついにEPDM $2.0/kgの価格が出始めています。またサウジアラビア製EPDMはもっと安い。PPかPEの価格に近いようです。その昔、出光DSMが日本でEPDMを製造初めて作った状況と似ています。あの時はEPDM相場が¥200/kgを下回った時がありました。
来週はまた台湾出張、3月は海外出張が3回になります。

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