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天然ゴム相場 日経ヴァリタスに掲載 台湾ゴム成形プレス [材料相場、需給]

3月だけで3回目の海外出張は台湾出張になりました。写真のとおり日本向けの700トンプレスの完成、試運転の今回の納入先のゴム会社社長さんといっしょに試運転、ゴム製品の試作を行い無事OKになりました。今回は金型も台湾で製作しました。また某日系ゴム練り会社向けに受注しているニーダーの加圧槽の製作現場で製作工程をチェック。さらに某大手日系ゴム会社(相当昔から中国、タイ、インドネシア、ベトナム、インド、米国にゴム工場あり)の会長オーナーご一行様が二―ダーマリナリー社に来ていただき、工場見学と打ち合わせもしました。
3月31日発行の「日経ヴァリタス」紙(日本経済新聞発行)577号には、カラー写真入りで加藤事務所加藤の天然ゴム市況の解説が載りました。中国景気減速と世界商品市況、経済先行きの見通しが不安視されているので、天然ゴム市況も若干下降か という話です。
最後は会社の近くの並木道。30日は桜満開でした。
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インド合弁会社 会議、EPDMインド相場 [海外]

今週は箱根で打ち合わせ? 祭日の21日は会社で、5月開催の日本ゴム協会年次総会での講演発表の原稿づくり(当社で2件発表します)、その後インド合弁会社INDOJAPANPOLYMERSの経営会議、インドRamcharanCompany副社長が来日して、半日打ち合わせ。おかげさまで、インドの合弁会社はすでに加藤事務所の売り上げを超えている。現在商社部門のゴムコンパウンド販売も好調、製造部門の樹脂コンパウンド部門も週7日毎日20時間稼働でフル運転中。利益率向上のため、知恵を絞る。インドでの借入金利が年11%以上なので、利益をだしても、すぐ金利で取られてします。インドでの昨年から金融制度、会社法、コンプライアンスが厳しくなり、その新法令に合致されるために、一苦労。 ウルトラC案について協議。
 中国のゴム産業はまだ低迷している。そのため、合成ゴムの世界需要が緩んでいます。特にEPDMは厳しい。そのためインドではついにEPDM $2.0/kgの価格が出始めています。またサウジアラビア製EPDMはもっと安い。PPかPEの価格に近いようです。その昔、出光DSMが日本でEPDMを製造初めて作った状況と似ています。あの時はEPDM相場が¥200/kgを下回った時がありました。
来週はまた台湾出張、3月は海外出張が3回になります。

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台湾出張 天然ゴム相場(タイの選挙?) [天然ゴム]

先週ヨーロッパ出張から帰りましたが、1日間東京にいて、火曜日から台湾へ、台湾滞在20時間でとんぼ帰り、羽田空港到着が夜の2時。さすがに疲れる。翌日は今後は午後に徳島へ出張で日帰り。羽田空港に24時間で2回着陸するとなると、ちょっとやりすぎか。
台北の空港行きのMRT(電車)の車内広告が下の通り。阪急阪神電車と京成電鉄の広告で、ちょっとみると日本語に見える。
ブタジエン価格は動かず。中国の景気回復待ちか。天然ゴムはこの3週間があがったが、とりあえずここでピークか? 天然ゴムの木の落葉期で、天然ゴムの供給が少なくなっている時期で、さらにタイの選挙が3月下旬に、それに合わせて、タイ、インドネシア、マレーシアで天然ゴムの輸出を減らす発表あり。具体策は専門家から見てちょっと具体性がない。実現可能性が疑問。ただ天然ゴム相場は、これらの輸出削減の発表だけで、今後の見通しだけで、価格が動きやすく、とりあえず、価格上昇の目的は果たしたとみるべきか?タイの選挙票対策という、いつものパターンとも考えられる。タイ、インドネシアは道路アスファルトに天然ゴムを使うと発表したが、これは北米、カナダの寒い場所で、アスファルトのひび割れ防止に使う手法、タイでは??
この辺りについては3月15日の日本経済新聞朝刊マーケット欄に詳しく解説記事がでています。
下のとおり、加藤事務所加藤のコメントもあり。このコメントは台湾出張時に携帯電話で記者に説明したものです。
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TiretechlonogyEXPO, JSRハンガリー工場 [海外]

今週は北京経由で、フランスに入り、パリから新幹線TGVに乗ってボルドーへ。ゴム促進剤メーカーMLPC社で打合せ、社長と会食。フランス人からみて、日産の元社長ゴーンは脱税でけしからん奴だ。でも税金と報酬を戻せば、解放すべき、検察の勾留が長すぎる。とのこと。その話をしたら翌日実際に勾留が解けてフランス人の願いが通じたか?次の日はボルドーからドイツハノーバーへ、そして世界一のタイヤ技術展示会TIRE TENSHHEGY CONFERENCE&EXPOに参加.。ハノーバーの中央駅から市電に乗ってメッセ会場へ。旭化成、日本ゼオン、中田エンジニアリング、神戸製鋼所、リックス、信越化学工業、クラレが出展していました。加藤はイタリアのカレンダーメーカーRODOLFO COMERIO社のブースで、日本のタイヤ関係の技術者、購買関係者と打合せ。ゴム会議でタイヤ産業の将来について講演を聞く。ヨーロッパは環境やタイヤスクラップをタイヤ原料のいかに再利用するか真剣に考えています。タイヤのマテリアルリサイクルの話はこの会議で聞くのが毎年楽しみです。ブラジルのもみ殻を焼いて灰にして、そこからシリカを取り出し、タイヤ用にシリカにして販売する会社と打合せ。ドイツ資本の会社ですが、さすがヨーロッパの考えです。ほぼ今のシリカと同じコストでできるとのこと。すでにプラントあり。
ハノーバーからハンガリーの格安航空会社WIZZAIRに乗ってブタペストへ。そこから予約した乗り合いバスに乗って、Tiszaujvarosへ、ハンガリー一の石化メーカーMOL社の街です。鹿島か四日市みたいな街です。そこでJSRがMOL社と合弁で建設中の年5万トンのSSBR工場へ、当社も試験機、プレス、ベールカッターその他を納入しており、試運転、運転指導をして引き渡し。JSRMOL社の長友社長と再会、会食。SBRプラントは3年越しのプロジェクトで間もなく試運転開始か?。MOLの大きな石化コンビナート内にあり、近くにはブタジエン13万トン製造ラインもあり。いよいよJSRのEUでのS-SBR生産が始まります。金曜日はレンタカーでブタペスト市に戻り、街を散策。ドナウ川の両岸に観光名所がいっぱい。
以上今週1週間のスケジュールでした。下の写真で、JSRプラント写真はDAILYHUNGARYNEWS紙からの引用です。空中からの写真はGOOGLEより。
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DSC07361e.jpgDSC07367e.jpgDSC07368e.jpgDSC07409.JPGDSC07412.JPGDSC07438e.jpgDSC07432e.jpgDSC07442e.jpgDSC07446e.jpgDSC07448e.jpgDSC07437eNagatomoCEO.jpgMOLJSRPLANT.jpgDEBRE20180319026DailryHundary newse.jpgDSC07463e.jpgDSC07471e.jpgDSC07504e.jpgDSC07520e.jpgDSC07593e.jpg
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日経新聞記事2月27日

2月27日の日本経済新聞朝刊に天然ゴムの記事があり、加藤事務所のコメントも載りました。取材はだいぶ前だったと思います。記事は下のとおり。
天然ゴムの価格がだいぶあがってきました。タイ、インドネシア、マレーシアの政府関係者が集り、輸出量を減らす(具体的には3月上旬の打ち合わせ)ことと各国国内で天然ゴムの消費を増やすということを決めた発表がありました。その発表を受けて、思惑で価格が上がってきています。具体策をみないとその効果はわかりませんが、タイの選挙も間もなくですのでタイとしては農民にプラスになることを今したいということでしょうか?
今日から数日間海外出張です。下は北京の空港の写真ですが相変わらず空気が汚れています。

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