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シンガポール、インドネシア出張 [海外]

シンガポールでは、MLPC社の販売会議、この時期ですので、中国ショックで世界中から加硫促進剤の注文が同社に殺到しており、グレードによっては売りたいが供給が追い付かないという話、特にDPGが足りない。午後は有名なガーデンズバイザべー植物園と、さらにシンガポール植物園に行きました。この植物園(BotanicGarden)では、天然ゴムがロンドンから移植され、この植物園で栽培され、ここからアジア各地に広まったという、その栽培場所に記念碑があります。いわば天然ゴムの聖地です。わかりにくい場所にひっそりありますが、探して記念写真を撮りました。そのあとタイヤ会社購買部門と打ち合わせ、その後ジュロン島にある日系S-SBRメーカー工場を訪問して、打ち合わせ、機械の点検、その後夕方インドンネシアジャカルタへ移動。翌日23日からは日系ゴム成型会社、ゴム練り会社と打ち合わせ、会食、翌日は日系タイヤ会社で打ち合わせ、その後バンドン市に車で移動して、KALIBARU社副社長と会食。そのあと駐在員でもなかなか乗ったことがない特急列車でバンドンからジャカルタに列車で移動。乗車にパスポートが要ります。時刻表通り3時間20分で遅れずジャカルタに到着、もし車で移動したら6時間はかかったかも。ジャカルタの東に延びる高速道路はますます渋滞がひどくなった。3月からは朝は、3軸以上のトラックの乗り入れ禁止、区間によってはナンバープレートの偶数奇数で乗り入れ制限をしているが、現在郊外MRT電車、高速道路の中央部にさらに2階建て高速道路建設の工事が同時進行し、車線規制もあり当分この渋滞はひどいであろう。ジャカルタの家族を残し、日系工場が多いカワワン地区の月曜から金曜日まで単身赴任?(この距離は40KMなのだが往復で6時間かかるので)という話まである。
インドネシアでも中国ショックの影響で、カーボンが足りない、ゴム薬品が足りない、シリコーンゴムが値上がり、どこでも同じ話である。地元のゴム会社KALIBARU社によると、これも材料不足は同じ話で、ただインドネシアの景気が4年ぶりに回復し、今年は経済がよくなるであろうとのことでした。当社の駐在員もいないので、ひとりでこの行程を都度車を用意しながら移動するということは、慣れているとはいえ、結構疲れる仕事です。タクシーは予約できるか?いくらぐらいかかるか?時間はどのぐらいかかるか?支払いはどうするか?考えながらです。最近は各国で銀行ATMに日本のクレジットカードを入れて、操作して、現地通貨を取り出します。台湾、シンガポール、タイはもちろん、ベトナム、インドネシア、インドでもこの方法が使えます。空港やホテルの両替よりずっとレートがいいのです。
 最後にジャカルタ市内で通勤電車を見ると、どこかで見たことがある車両が走っている。この車両は東京の地下鉄千代田線と JR埼京線の走っていた車両で、塗装を変えただけでそのまま使っていた。
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