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インド出張 気温44℃ [海外]

今週はインドに2日間出張し、そのあと大阪出張とあちこちに。
当社のインド合弁会社Indo-Japan Polymersは2018年3月期決算は売上約16億円、当期利益も23百万円と大幅な伸びに、ゴムコンパウンド販売も3月は350トンの出荷と、前年比約2倍に。インド経済の好調さを裏づけています。樹脂コンパウンドの新工場も稼働が月25トンまで上がり、年内には月70トン出荷を目指します。今回はこの新工場の日本から融資をしていただいている国際協力銀行(日本の政府系銀行)の幹部の方が工場視察に今回はそのアテンドと、工場で取締役会でした。加藤事務所はこの合弁会社に50%出資しています。次の一年間の事業計画を打ち合わせ。インドでの一日打ち合わせは疲れる。
 インドは今一番熱い季節です。下のスマホの画面のとおり、工場のあるヴァドーダラはこの日気温44度、さすがに暑い。生産現場も押し出し機があり、空調なしですから、暑い。下の写真のとおり、400種以上のカラーマスターバッチや添加剤マスターバッチを製造、黒マスターバッチも販売、TPE,TPUも試作が進んでいます。工場長とインド食の昼食、加藤も右手素手でカレーやナンを食べます。その後おなかを壊して結構つらかった。
工場がある、グジャラート州は禁酒の州です。お酒が売っていません。外人はホテルで3泊すればウイスキー0.5本まで買えますが、部屋の中で飲んでくださいということになります。下の写真はホテルのお酒売り場、鍵がかかっています。外人はパスポートとホテルの証明書を出して、やっとビールが買えます。たしか3泊してビール3本ぐらいまで、それ以上は無理。パスポートにこの3日分は消費したとしてハンコが押されます。
 今回はエアーインド航空で往復しましたが、その中でデリーからアーメダバードへのAI13便で不思議な経験をしました。加藤は成田からエアーインド便でデリーで乗り継ぎましたので、このAI13便は国際線扱いで、到着地アーメダバードでパスポートと提示して入国し、税関検査がありました。しかし同じAI13便には国内線の一般の乗客も乗っています。同じ飛行機に、国内の人と、まだ入国審査前の人が乗っていて、席もバラバラです。隣の人に荷物を渡したら密輸になります。到着空港で、降機してから通路が分かれ、右に行けば入国審査、左に行けばそのまま外に出れれる。たぶん搭乗券に区分が書いてあると思いますが、さすがインドらしい経験でした。
 ブタジエン価格が$1800/MTをピークにやっと下がりだしました。アジアの合成ゴムメーカーはこのブタジエン価格では赤字になってしまうので、生産調整しています。それで需要が減り、またまもなくアジア地区のブタジエン工場の定期修理が続々と終わるので、供給も増えだしますので。
来週は日本ゴム協会高田会長のお供で、タイに出張です。PI Industryのバンジャ社長、BST社長、タイBS社長その他タイのゴム業界要人に会ってきます。
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