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米中貿易戦争第三弾、タイヤ購買、日本ゴムトレーディング協会、バンドー化学フェアー [材料相場、需給]

1.19日に発表された、米国による、中国製品輸入に追加関税をかける発表で、ついに中国製タイヤ全部、合成ゴム、ゴム製品、ほとんどの化学品(加硫促進剤、老化防止剤を含む)が9月24日輸入分から10%の追加関税、さらに1月からはこれが25%の追加関税がかかることがわかりました。
これで中国から米国へのゴム製品(日系中国工場製造品も)に追加関税がかかります。25%課税となると相当コストアップになる。中国の米国向けタイヤ輸出をブレーキがかかり、これで天然ゴム価格の低迷はつづくであろう。中国でのSBR,BR需要もその分は減りブタジエン価格も下がる方向にうごく。(原油高と相殺されるかもしれないが高騰はしづらくなる)。ついにタイヤ、ゴム製品も報復関税の対象になった。また米国で流通している加硫促進剤、老化防止税も50%以上が中国製であるため、これも米国国内で値上がりになります。


2.10日今週は某タイヤメーカー購買部長、オイルシール最大手購買部長、大手自動車ゴム部品メーカー購買部長との面談が続き、さらに某自動車メーカー調達室(タイヤ購買)と定期的な打ち合わせ(天然ゴム、ブタジエンの見通し)をして、その後13日にはバンドー化学が東京秋葉原でテクノフェア―2018を開催されたので、参加しました。購買部長に挨拶。フェアーは下のとおり。
さらに金曜から日本ゴムトレーディング協会(9月に日本ゴム輸入協会から改名しました)の会合に参加、山形で開催されました。翌日は協会のゴルフ。この間に北米ゴム練り会社と深夜の電話で打ち合わせ。日曜祭日は、会社で某大手ゴム原料メーカー向けにEPDMの世界需要見通し調査報告書の作成。TPVが世界でどんどん伸びているのを実感、特に中国でのTPVの伸びすごい。EPDMもこのTPV需要で、いままで各メーカーの生産能力増で余剰感があったが、今後EPDMも余剰はなくなりそう。米国では10月からEPDMの値上げ¥10/kgぐらいが各社発表された。
来週は2日間だけベトナムに出張します。
bandochemicalFairTokyo9-13-2018.jpgRTAJapanGolf9-15-2018.jpg
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