日本ゴム協会関東支部総合紹介講演会

先週は日本ゴム協会関東支部総合紹介講演会で「配合管理システムMDSS,　MLPC社ゴム薬品MIXLAND+、インド低グリットカーボンブラック、メキシコゴム練り会社紹介」をテーマに発表しました。当社は毎回この講演会でゴム、タイヤ産業で今何が求められているか、どのようなものが興味があるかの観点で、世界中からすぐれたゴム材料、ゴム機械、ソフトウェアーを探してきて紹介しています。内容のさわりの部分は以下のとおり。
会場で、アジア最大のゴム練り会社　タイのPI　Industry　（Innovation Group)のDrバンジャ社長を見つけ、いろいろと情報交換をしました。タイは現在ゴム産業が忙しく、たぶん中国の減産の受け皿がタイのゴム産業になっているようです。ミキサーラインが11ラインあり、特にドイツ製のGKミキサーインターミックスライン4ラインの評判がよいようです。当社から配合管理システム（配合、練り条件とそのテスト結果を一元的に管理し、条件で検索でき、さらにシミュレーションしてテスト結果を予測する機能をもちこれで200万円以下で販売しています）を紹介すると、すでに配合とそのゴム物性のデーターがはいったデーターベースを付属してくれればすぐに買うよといわれ、こちらもそれがあるのならば、このシステムは世界中のゴム練り会社、HEXAPOL,AIRBOSS,PREFERRED,KRAUBURG,PTE,エラストミックス、ゼオンポリミクスにすぐに売れるよと冗談をいい二人で大笑いとなりました。
　今週はまた台湾にゴム練り機械の出荷前テストに出張します。