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CSR 調達 [ご紹介]

最近世界を代表する会社ではCSR調達を進めています。要は環境破壊、児童虐待、不平等アンフェアな取引、ガバナンスがいい加減な会社、工場で生産された原材料は使わないということです。
ちょっと前まではグリーン調達活動がありました。環境を害する工場の生産した原材料は買わないということだったと思いますが、それがさらに進んだものです。確かスターバックスのコーヒーも同じような宣言があったと思います。
米国の自動車メーカーGMが今年5月に調達するタイヤは、サステナブルな(持続可能な)天然ゴムを使用していることと宣言し、世界の大手タイヤ会社と協議しています。サステナブルな天然ゴムとは、気候変動に対処して、野生生物を保護している、高炭素を保持する(CO2削減のため)ゴム森林、地帯を維持して、また再生している会社で、また天然ゴムの農家のために、天然ゴムの木からの収量と品質を改善し、小規模な農園、工場の経営を支援する、さらに天然ゴムのサプライチェーンの調達に関してビジネスリスクを軽減し、天然ゴムの長期的な供給を保証するような、このような長所がある天然ゴムと天然ゴム工場と定義して、このような天然ゴムを使ったタイヤを買うということです。自動車会社がここまで天然ゴムの調達について条件を出すこと自体が驚きです。世界的なNGO団体と協議した結果でしょう。
当社もベトナムで天然ゴムの製造販売をしていますが、ベトナム国営天然ゴム会社に5月に連絡して、このようなサステナブルな天然ゴムを作る会社にならないと世界の大手タイヤメーカーに売れない。と進言しました。いままで中国相手に天然ゴムを売っていたベトナムの天然ゴム会社にとっては初めての経験です。さらに当社が出資し加藤が社長を務める VRGJAPANからベトナム政府への提言を、7月にベトナムに行って1時間ほどプレゼンをして、ことの重要さを訴えました。結果このプレゼン内容がVRG社長からベトナム農林大臣、さらにベトナム首相まで伝えられ、結果首相からの指示で、この課題を解決せよとの指示がでました。加藤が提起した提案が一国の首相まで届き、その結果活動が動き出したことはまずは成功です。ちょっとうれしいことです。これから大事なところでしょう。
下の写真はGENERALMOTORSのWEBサイトにも載っている、今回の宣言です。
GM-Sustainable-Natural-Rubber-Tires.jpg


General Motors is making an auto industry-first commitment2.jpg
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